世界基準で見れば

日本ではそこまで導入が増えているわけではない、多少なりとも上がってはいますがそれでもほぼ横ばい状態だ。注目を集めたのは2007年としても、右肩上がりとはお世辞にも言えない導入具合を見て景気が良いと思う人はいないでしょう。益々太陽光発電の導入を躊躇ってしまう人が出たとしてもおかしくない数字だからだ。しかし国は熱心すぎるほどに太陽光発電がこれからの時代には必要になってくると言い続けているので、色々としがらみがあるのでしょう。

自国のことばかりに目を向けていると見えてきませんが、世界全体へと太陽光発電がどのように受け止められているかを考えてみると、実は一大市場といっても良い状況にある。それこそ導入が開始されてから急上昇するかのような上がり具合で、世界的に見ても導入を積極的に行っている国が多くあるのだ。その中で見ると日本の実績など小粒程度で、褒められたものではありません。世界的にリードすることを目標にしているのかもしれませんが、土地柄を考えるとあまりそうした期待はモテそうにない。

正直さっぱり過ぎる日本の太陽光発電市場だが、世界では多くの国々が推進して導入し続けている背景には何があるのか、次はそうした点から考察してみよう。

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自然エネルギーに対する期待

世界的な視野でみた場合、太陽光発電を始めとした自然エネルギーを用いた技術を導入している国は年々増えている。日本もその例外ではない、太陽光発電を導入しているのは世界市場で推進されているのも理由の1つだ。ですがそれだけでただ導入を決めるではあまりに不純すぎると感じる人もいるはず、もっと簡潔に分かりやすい理由はないかと問われれば、これまでの歴史で使用され続けていたエネルギーがあまりに有限的すぎるという点が関係している。

エネルギーとして用いられてきた石油や天然ガスといったものは地球環境が生み出した、天然物の資源だ。冬場に使用する灯油にしても、その元は地球が生成した貴重な資源の1つであり、それがいつまでも採掘されることはないのです。そのためアラブ諸国などの石油採掘権を所持している国も、いつまでも利権を独占できるとは考えていないはず。そうなってくると使用する量は減らさず、それでいて恒久的とも言えるエネルギーを発生させる動力源をエネルギーに変換すれば、といったプロセスがあった。

そうした思惑の果てに行き着いたのが太陽光発電であり、理論が昔から説かれ続けてきた歴史にも納得できるはずです。それ以外にも風力発電などを利用することでよりエネルギー確保を確実なものとする、そうした取り組みが全世界規模で行われています。

日本においては

世界規模で太陽光発電、更に風力発電を用いて自然エネルギーを電力に変換する、再生可能エネルギー理念が広がり続けている。こうした中で日本がどの程度の地位にいるかと調べてみると、世界の中でもあまり高い方に位置しているわけではないのは、なんとなく理解できるでしょう。太陽光発電こそ少しずつ普及していますが、一方で太陽光発電以外の自然エネルギー確保はあまりうまく行っていません。

中でも風力発電に関しては度々土地柄的な問題も重なって、太陽光発電以上に未熟な産業となっている。ここ数年で見ても発電導入量は極めて低く、設置しても十分な電力を供給できずにいるため、先行きが詰まった状態となってしまっているのだ。

国としても世界の流れに乗り遅れないようにしたい、しかし風力発電は課題が山積みの状態で解決までの時間があまりに掛かり過ぎると判断されたのでしょう。太陽光発電という希望にかけて、現在も日本は再生可能エネルギーという、エコロジー社会を実現させるために尽力しているわけだ。

太陽光発電が気になる方へ

今現在から見て

そうした状況を俯瞰して思うのは、このまま行っても日本国内の太陽光発電は導入こそされても、実績としては実にお粗末な結果を出しかねないという答えが見えてくる思いに苛まれます。焦る気持ちもあるのでしょう、とにかく推進を促している総務省にすれば1つでもより多くの世帯に太陽光発電の魅力を知ってもらい、ドンドン導入していって日本が頑張っている的なアピールをしたいのかもしれません。ですがそれも太陽光発電ならではのデメリットを解消できるかがポイントだ。

導入費用についてもですが、地域によっては導入しても満足な電力を供給できないという場所に住んでいる人もいる。全体のそうした部分まで考えても、日本がどれだけ低いかが思い知らされる気分だ。

だからといって、先に話したデメリットを承知した上で導入しても自分が得をするよりも、損をした、騙されたといった思いに苛まれる方が問題でしょう。この国の特徴を考えると自然エネルギー供給というのは中々難しいのかもしれません。だからといって原発再稼働という点に賛同するかと言ったら、それとこれとは話は別でしょう。