急激に伸び続けている

日本が自然エネルギーの導入に際して太陽光発電においても、あまり経過がよろしくない中でそれを圧倒的とも言えるスピードで引き離している国があります。何を隠そう『中国』だ。中国といえば現在経済的な面でもその勢力を伸ばしているのは、メディアの報道で知っている人も多いと思います。そんな中国のエネルギー事情で特筆しているのは、再生可能エネルギーとなる風力・太陽光共に世界的な導入実績を着実に積み重ねている事だ。

ここ数年単位で見ても、その数字は右肩上がりとなっている。風力発電に関しても今やかつて世界市場の中で一番シェアを誇っていたアメリカを抜いて、2014年には圧倒的な累積導入量で世界最高という地位までに至った。土地の広さと風が吹きすさびやすいこともあってか、風力発電の普及でアメリカを追い抜くのは時間の無駄だと、そのように見られていた可能性も考えられます。そしてもう一つ、自然エネルギーの代表的なものとして太陽光発電、その分野においても中国は世界シェアで圧倒的な存在感を発揮していた。

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累積導入量が世界1位に

今年最初の太陽光発電に関する話題の中で、一番ホットなネタが中国の太陽光発電による累積導入量がそれまで世界最大と言われていたドイツを抜いて、現時点で世界1位という頂点に上り詰めた話題が業界を騒がせました。太陽光発電については日本さながら、世界各国でも導入する動きが強くなっていき、中でもEU圏においては普及率が5年ほど前から加速していきました。中でもドイツは太陽光発電に関しては世界トップクラスとも言われており、累積導入量についてもトップを誇っていたほどです。対して同圏内の中でイタリアもドイツと同じように導入しようと2011年においては累積導入量がドイツに次ぐ2位にまで浮上した時期もありました。ただその後あまり産業として発展していないせいもあってか、累積導入量は横ばい状態となっている。

そんな中で突如として湧き出てきた中国ですが、どうしていきなり1位になったのかと疑問が出てくるのは当然だ。ですが中国の勢いが凄まじいのは2012年頃からその影を確実に濃くしていきます。その時点では日本とはどんぐりの背比べといった具合に大差ありませんでしたが、翌年2013年には日本を追い抜き、イタリアすら飛び越えて世界2位という地位を我がものとした。

太陽電池市場においても躍進

また中国は2012年頃より太陽光発電市場においてその存在感を圧倒的なものにする、もう一つの動きを見せます。それは太陽電池市場に関してだ。かつて日本も2005年頃は世界市場の約半数のシェアを確保していましたが、その後は成長する兆しを見せることなく7年後にはシェアを5%ほど落としてしまいます。その他の国々も市場にこそ参加するが中々ビジネスとして大成することなく、各々が四苦八苦する中で中国と台湾のメーカーが特に世界シェアを押し広げていき、2007年には世界最大のシェアを獲得するまでに成長した。

その後も中国市場は成長を続けていき、2013年になる頃には世界最大規模の87%という超巨大ビジネスとして、一国経済をの主力市場といってもいいレベルになります。だからこその太陽光発電の累積導入量1位という肩書にも納得がいくはずです、こうした側面からも中国が世界最大の太陽光発電の産業国として一時代を築くことになった。

投資額にも影響

中国の躍進もあってか、太陽光発電の投資額も成長し続ける中国を背景にして世界各地で減り続けていた額が増加する傾向を見せ始めたことにも関係してきます。2011年頃まで欧州各地では太陽光に関する動きが少しずつ収まっていましたが、2014年には総額で1,500億ドルにまで達するほどだ。それより前には一部の国では住宅用太陽光発電のコストが利用する電気料金を下回るという、今の日本にしてみれば羨ましい状況にあったため、投資額の減額が嘆かれていたのです。

ちなみに投資額という部分では日本は世界第3位の市場となっており、太陽光発電を推し進める代表的な国だ。ですが投資している額から考えても、現状の日本で太陽光発電が普及しているかどうかと考えると、あまり良い状況ではないのは分かるでしょう。お金だけ入れていれば良いのか、なんて思われても仕方がない結果になってしまっている。

太陽光発電が気になる方へ

中国の独占へ

日本が尻窄みをしている状況の中で中国は益々躍進していく、太陽光発電という分野においてトップへと咲いたことで影響力が上がるのは間違いない。これで産業として確かな成功と実績を残せれば、もう誰も追随することのできない独占状態になると予想していいだろう。但し中国には中国ならではの問題も絡んでいるため、このまま他国が捨て置くかどうかまでは予想出来なくても、何か不祥事が起きでもしたら100%クビの在り処が問われてきそうだ。